名誉院長紹介
honorary director profile
足関節固定釘の開発
私が大学病院勤務時代には、足首の関節(足関節)が壊れて歩行困難になったリウマチ患者さんに対しては成績の良い手術法はありませんでした。これを何とか解決しなければとの思いから足関節固定釘を考案致しました。この手術法は大変良好な成績が得られることから日本全国に普及し、現在まで全国で約5,600例に使用されてきました。関節リウマチに対する薬物治療の進歩により足関節の手術件数も減少してきていますが、それでも昨年も100例程に使用されていて、リウマチ患者さんのお役に立っています。